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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0306・形象文字07・島田牙城01・2016-11-24(木)

2016-11-24 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句0306・形象文字07・島田牙城01・2016-11-24(木)
○「欠の部に『飲』のあること掘炬燵」(『誤植』2011)(島田牙城01)
季語(掘炬燵・冬) 「けつのぶにいんのあることほりごたつ」(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:作者の輝かしい発見により読者は調べざるを得ません。ネットにはいろいろありましたが、この→漢字のサイトでガッテンしました。「飲」の「食」は「酒器」、「欠」は「人が口を開けている」象形だということ。大酒飲みとしても納得です。

 

島田牙城(しまだがじょう)
○好きな一句「雪原のはじまりにして土まじる」(『誤植』2011)02
季語(雪原・冬) 「せつげんのはじまりにしてつちまじる」(引用同上)

【Profile】:1957年、京都府出身、尼崎市在住。1974年、→波多野爽波に師事。「」編集長を経て、「青」退会。1996年、→今井聖の「」創刊に同人参加。「」創刊。第1回雪梁舎俳句大賞受賞。(→Twitterはこちら


島田牙城掲載句
03かしづきてゐるかに極月の山河(極月・暮)〈方法俳句462・直喩(~かに)2〉2019/12/27

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