俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句622・草色1・上川井梨葉01・2023-05-31(水)
○「くさぐさの色目や夏のおもむきに」(『梨葉第二句集』1938)(上川井梨葉01)
○季語(夏・三夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「色目(いろめ)」とは色合いのこと。初夏の頃の若葉の瑞々しい新緑からやや時が経った。草々も色濃く夏のおもむきを強くしているように見える。
○上川井梨葉(かみかわいりよう)(1887-1996)
○好きな一句「夕顔は白光仏におはすかや」(『梨葉第二句集』1938)02
○季語(夕顔・晩夏)(引用同上)
【Profile】:東京生まれ。兄の影響で少年時代より句作。第2次「俳諧雑誌」終刊後「愛吟」創刊。