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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句556「冬の虹眠りし母の首筋反り」(諸角せつ子)

2021-11-10 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句556・首筋2・諸角せつ子01・2021-11-10(水)
○「冬の虹眠りし母の首筋反り」(諸角せつ子01)
○季語(冬の虹・ 三冬)(「俳句界201302」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめゆ~ →★俳句結社索引

【鑑賞】:五体首筋第2弾。眠っている母の首筋が反る。冬の虹を夢の中で見上げているのであろうか。「→首すぢにつらなる背すぢ雪解川」(山田露結)。


諸角せつ子(もろずみせつこ)
○好きな一句「葱育ちはじめのひかり浮雲に」02
○季語(葱・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1931年神奈川県出身。1961年「水鳥」入会。以後→加藤楸邨の「寒雷」、→金子兜太の「海程」にて学ぶ。のち→古沢太穂の「道標」入会、1972年同人。1998年古沢太穂から「道標」主宰継承。


諸角せつ子掲載句
03恵方道吉野杉箸日ざらしに(恵方道・新年)〈特集564・いろは俳句5-3「ゑ」〉2022/1/6

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