俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句555「古戦場矢玉の如く木の実降る」(『木曾山中』2015)(加藤三辰)

2021-11-04 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句555・直喩123如く5・加藤三辰01・2021-11-04(木)
○「古戦場矢玉の如く木の実降る」(『木曾山中』2015)(加藤三辰01)
○季語(木の実・晩秋)(「俳句界201510」より引用)※【矢玉やだま】:矢と弾丸【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~) →★俳句結社索引

【鑑賞】:「木の実落つ(このみおつ)」の季語もあるが、掲句はさらに激しく「木の実降る」。古戦場であるとはいえ、まるで我が身を襲うかのようである。


加藤三辰(かとうさんしん)
○好きな一句「冷まじや鳥居峠の分水嶺」(『木曾山中』2015)02
○季語(冷まじ・晩秋)(引用同上)

【Profile】:1940年秋田県出身。「句友」創刊と共に吉川禮子主宰に師事、「句友」主宰。

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