俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句513・眦(まなじり)1・田吉明01・2021-01-12(火)
○「眦を冬の水落ち凍りけり」(田吉明01)
○季語(冬の水・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:五体俳句初登場の「眦(まなじり)」。IMEでもしっかりと変換できた。さらに漢字には「眥(まなじり)」「睚(まなじり)」というのもある。「目じり・目尻・目つき」という意味。目の鼻側が馬頭で耳側が目じり。そこを落ちた水滴が凍るという句。極寒の地でしか起こりえない現象であろう。
○田吉明(たよしあきら)
○好きな一句「こがらしの音する独楽を澄ますなり」(『幻花結界』2017)02
○季語(こがらし・初冬)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)
【Profile】:1933年京都府出身。京都市にて句誌「楕円率」代表。