俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句512・指19・西本一都01・2021-01-05(火)
○「ゆびきりの子のかまくらのいづこぞや」(西本一都01)
○季語(かまくら・新年)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:五体指第19弾は子供との「指切りの指」。ゆびきりをした子どもは、この沢山のかまくらの中のどのかまくらの中にいるのだろう。日本海側を豪雪が襲い、日本全体にコロナが蔓延る2021年正月。
○西本一都(にしもといっと)(1890~1991)
○好きな一句「うら枯や田川もあぐる地震しぶき」(『景色』1972)(1966作)02
○季語(うら枯・晩秋)「松代地震九句」の前書き。※松代群発地震:長野県埴科郡松代町(現長野市)付近で1965年8月3日から約5年半もの間続いた、世界的にも稀な長期間にわたる群発地震。
【Profile】:大阪府出身。→富安風生門。「若葉」同人。「若葉」の三羽がらすといわれる。編集・発行担当。逓信省官吏として各地方貯金局を転勤の後、更級杏花村を永住の地とする。「若葉」の子誌として同人中村春逸を主選者に1959年に創刊された「白魚火」を1963年継承主宰。