俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句515・暗喩5・小笠原至01・2021-01-28(木)
○「冬さうび生絹の空に暁残る」(小笠原至01)
○季語(冬さうび・三冬)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)※「生絹(きぎぬ)」「暁(あけ)」【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:「生絹の空」が暗喩。「ような」や「ごとく」のない直截表現。明け始めた朝の空であろう。「生絹」が朝空の質感であり、その一部にはまだ「暁」が残る。そして地上の冬薔薇との対比。
○小笠原至(おがさわらいたる)
○好きな一句「北上川の無骨な冬を邀へけり」(『武骨』2016)02
○季語(冬・三冬)(「俳句201609」より引用)※邀える=迎える
【Profile】:1952年岩手県北上市出身、東京都北区在住。「秋」(→佐怒賀正美主宰)同人、編集長。