俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句453・暗然たる影響1・久保田九品太01・2019-10-24(木)
○「野芝居の小屋解きしより末枯るゝ」(久保田九品太01)
○季語(末枯・晩秋)(→「宇咲冬男の世界」より引用→宇咲冬男)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:田舎の野原に大きな野芝居の小屋が建てられる。興行期間が終わり、小屋が解体された後のがらんとした原っぱの草草に、晩秋の「末枯(うらが)れ」がはじまる。
●久保田九品太(くぼたくほんた)(1881~1926)
○好きな一句「人形の首を干しけり風光る」02
○季語(風光る・三春)(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:静岡県小笠郡中村出身。俳句を→正岡子規に師事し、のち→高浜虚子に入門。帝国通信社大阪在勤時代に最も旺盛な句作活動を見せ、「ホトトギス」のほか、→山本梅史の「春夏秋冬」同人、東京本社に戻ってからは→長谷川零余子の「枯野」同人として活躍。