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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句453・赤30・西村麒麟01・2019-10-20(日)

2019-10-20 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句453・赤30・西村麒麟01・2019-10-20(日)
○「八方は海や静かに赤とんぼ」(第1回石田波郷新人賞受賞作品「静かな朝」20句中の1句)(西村麒麟01)
○季語(赤とんぼ・三秋)(→「第1回石田波郷俳句大会」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:日本列島の八方は海。そして陸上は河川だらけの列島。その中の多くの河川が決壊した。19号の災禍は甚大で長期化の様相だ。被災地に静かに赤蜻蛉が群れる風景はまだまだ遠い。

 

●西村麒麟(にしむらきりん)
○好きな一句「ぷつぷつと口から釘や初桜」(『鴨』2017)02
○季語(初桜・仲春)(「俳句四季201806」より引用)

【Profile】:1983年大阪市出身。2005年古志入会。→長谷川櫂に師事。古志同人。第1回「古志」新人賞受賞。第1回→石田波郷新人賞、第4回→芝不器男俳句新人賞にて→大石悦子奨励賞、『鶉』にて第5回→田中裕明賞受賞。「思ひ出帳」150句により第7回北斗賞受賞。


西村麒麟掲載句
03朝食の西瓜が甘し思ひ出帳(西瓜・初秋)〈特集667・食事俳句1-1朝食〉2024/9/27

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