俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句445・旧国名俳句4〈陸奥(東北各県)〉・田村正義1・2019-08-23(金)
○「真つ黒な石を祀りて陸奥の秋」(『玄天』2008)(田村正義1)
○季語(秋・三秋)(「俳句201706」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「陸奥」は「みちのく」「むつ」の読みがあるが、句の字数から「むつ」であろう。それは出羽(秋田・山形)以外の全東北にあたる。その中で「真黒な石」を祀る祭や神社などはあるのだろうか。青森の黒石あたりか。
●田村正義(たむらまさよし)
○好きな一句「花のみち尽きてこれより月の道」(『草煙』2015)2
○季語(花・晩春)(引用同上)
【Profile】:1938年青森県出身。1961年「寒雷」入会。2004年現代俳句協会賞。「寒雷」同人。「薫風」招待作家。