俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句443・黒28・村中のぶを1・2019-08-09(金)
○「浦上や黒き日傘の尼の列」(『一の嶽』1986)(村中のぶを1)
○季語(日傘・三夏)(「俳句201707」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:被爆後に残骸となった浦上天主堂は撤去され、新しい天主堂が再建された。あの日から74年目の今日、尼僧の黒日傘の一団が静かに列をつくる。
●村中のぶを(むらなかのぶを)
○好きな一句「こは一茶そは心平の青蛙」(『梅花力』2007)2
○季語(青蛙・三夏)(引用同上)
【Profile】:1927年熊本市出身。1951年直方駅頭に→上村占魚、→野見山朱鳥と出会う。以来上村占魚に師事し「みそさざい」に拠る。1996年宗像夕野火、→茂木連葉子の「松」に参加。