俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句369・質感=柔5・二川茂德1・2018-3-5(月)
○「春が来てゐる耳たぶのやはらかさ」(「未来図」)(二川茂徳1)
○季語(春・三春)(「俳句201707」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:実景か暗喩か。自身の耳たぶのやわらかさに春を感じたのか。「耳たぶのような柔らかい」春の風を感じたのか。柔らかい春の実感には違いない。
●二川茂德(ふたがわしげのり)
○好きな一句「寝ころべば胸の秋日が重たかり」(『火の匂ひ』1996)2
○季語(秋日・三秋)(→「草の花俳句会」より引用)
【Profile】:1940年香川県高松市出身、東京都練馬区在住。1960年句作開始。1986年「未来図」入会、→鍵和田柚子に師事。「未来図」同人。