俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句350・渦(空間)1・原田喬1・2017-9-24(日)
○「納豆の渦しづまりぬ野分満ち」(『伏流』1981)(原田喬1)
○季語(野分・秋)(「俳句201511」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:納豆をかき混ぜます。納豆の渦が最高潮に盛上ったところで食卓に置かれます。ご飯にかけるころは渦はようやく静まっていますが、戸外は台風の強風が吹き荒れているのです。
●原田喬(はらだたかし)(1913~1999)
○好きな一句「枸杞の実を噛み東京を憎みをり」(『伏流』1981)2
○季語(枸杞クコの実・秋)(→「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)
【Profile】:福岡県出身。父・→原田濱人の主宰する「みずうみ」で俳句を学び、1957年「寒雷」に入会し、→加藤楸邨に師事。1975年「椎」を創刊主宰。(没後、→九鬼あきゑが主宰)