俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句349・オノマトペ44・大里えつを1・2017-9-20(水)
○「八朔や数珠ざらと取りざらと揉む」(大里えつを1)
○季語(八朔・秋)(「俳句界201511」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:果物の「八朔柑」(春)もありますが、この句の「八朔」とは旧暦8月1日の厄日のこと。数珠を「ざら」と鳴らしながら、田の神に豊作を祈願するのです。
●大里えつを(おおさとえつを)
○好きな一句「秀野忌の闇が吸ひ込む鉦叩」2(※石橋秀野忌1947.9.26)
○季語(秀野忌・秋)(引用同上)
【Profile】:1943年、福岡県出身。「水城野」主宰。福岡市文学賞受賞。俳人協会会員。