俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0285・嗅覚059・奥名春江01・2016-06-27(月)

2016-06-27 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0285・嗅覚059・奥名春江01・2016-06-27(月)
○「山風のにはかに匂ふ浴衣かな」(『沖雲』1994)(奥名春江01)
季語(浴衣・三夏) 「やまかぜのにはかににおふゆかたかな」(「俳句201307」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:突如裏の山から吹き下ろす山風。雨後の湿った山風が浴衣の裾を揺らします。

 

奥名春江(おくなはるえ)
○好きな一句「潮の香へ開く改札夏つばめ」02
季語(夏つばめ・三夏) 「しおのかへひらくかいさつなつつばめ」(→「俳人二百面相」より引用)

【Profile】:1940年、神奈川県出身。「しおかぜの部屋」で→黛執に師事、「→春燈」に投句。「」に入会。1993年「春野」創刊同人。1992年『寒木』にて第38回角川俳句賞受賞。


奥名春江掲載句
03うすらひに風の触れたる痕のあり(うすらひ・初春)〈特集606・言葉俳句7「風-13」〉2023/2/10

コメント