俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0284・数詞効果016・石井五堂01・2016-06-23(木)
○「墓碑幾万わが影一つ沖縄忌」(石井五堂01)
○季語(沖縄忌・夏) 「ぼひいくまんわがかげひとつおきなわき」(「俳句界201309」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は「沖縄慰霊の日(沖縄忌)」。「幾万」の墓碑に参拝する「一」つの影。沖縄のいたましい犠牲は現在もなお続き、また供花が手向けられる。「→多夢太夢/沖縄平和宣言」
●石井五堂(いしいごどう)
○好きな一句「老鶯の声近くあり口漱ぐ」02
○季語(老鶯・夏) 「ろうおうのこゑちかくありくちすすぐ」(引用同上)
【Profile】:1934年生まれ。1956年、「→菜殻火」入会、→野見山朱鳥に師事。1999年、「夏爐」入会、→木村蕪城、古田紀一に師事。同人。俳人協会会員、佳日賞受賞。