俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0171・収斂01・黛執01・2014-04-20(日)

2014-04-20 10:10:07 | 次元俳句

●次元俳句0171・収斂01・黛執01・2014-04-20(日)

○「畦の木に風のあつまる穀雨かな」(黛執01)

○季語(穀雨・晩春)

【鑑賞】:今日は「穀雨」。あたたかい雨が降り、五穀が成長する時期です。樹木に風があつまるというより、むしろ樹木が風をあつめているのでしょう。田の稲のために。

 

黛執(まゆずみしゅう)(1930~2020)

○好きな一句:「蘖にいま倒されし木のこだま」02

○季語(蘖・仲春)

【Profile】:1930年神奈川県生まれ。1966年「春燈」入会、→安住敦に師事。「春燈」同人を経て1993年「春野」創刊主宰。「野面積」により第43回俳人協会賞受賞。俳人協会名誉会員。


黛執掲載句
03年の火に今生の身のうらおもて(年の火・暮)〈次元俳句463・今生(時間)1〉2019/12/29

 

 

コメント