俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0282・指013・榮猿丸01・2016-06-07(火)
○「指の肉照る箱庭に灯を入れて」(『点滅』2014)(榮猿丸01)
○季語(箱庭・夏) 「ゆびのにくてるはこにわにひをいれて」【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:箱庭にあるミニチュアの灯篭を灯します。指の肉が照らされて闇に浮き上がりました。
●榮猿丸(さかえさるまる)
○好きな一句「炎天のビールケースにバット挿す」(『点滅』2014)02
○季語(炎天・夏) 「えんてんのびーるけーすにばっとさす」
【Profile】:1968年、東京都出身。國學院大学哲学科卒業。2000年「澤」入会。→小澤實に師事。2004年澤新人賞。2010年澤特別作品賞。「澤」同人、編集長。超新撰21入集俳人。『点滅』により第5回→田中裕明賞受賞。