俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0240・比喩(直喩)=ごとく027・三好達治01・2015-08-20(木)

2015-08-20 04:56:00 | 方法俳句

方法俳句0240・比喩(直喩)=ごとく027・三好達治01・2015-08-20(木)

○「水に入るごとくに蚊帳をくぐりけり」(『柿の花』1976)(三好達治01)

季語(蚊帳・夏) 「みずにいるごとくにかやをくぐりけり」

【鑑賞】:今日は「蚊の日」(1897年)。そこで著名な詩人の蚊帳の句。まさしく蚊帳に入る時は「水に潜るように」入ります。お見事!!。

 

三好達治(みよしたつじ)(1900~1964)

○好きな一句「街角の風を売るなり風車」(『柿の花』1976)02

季語(風車・春) 「まちかどのかぜをうるなりかざぐるま」

【Profile】:大阪府出身。詩人。東京帝大卒。「詩と詩論」に参加、堀辰雄らと「四季」を創刊。伝統詩を継承し、現代詩における純粋な叙情性を追求。詩集「測量船」、詩論集「諷詠十二月」など。 中学時より俳句をはじめ「ホトトギス」を購読。「三好達治全集」に「路上百句」が収録されている。

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