俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0238・数詞効果011・緒方輝01・2015-08-06(木)
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○「八月の地球に二つ爆心地」(緒方輝01)
季語(八月・秋) 「はちがつのちきゅうにふたつばくしんち」
【鑑賞】:地球上に「二」つある爆心地。それはこの日本にあります。広島に落とされた日を迎えました。日本にとって「八」月は単なる八月ではありません。70年目を迎える二つの爆心地です。
○緒方輝(おがたてる)
○好きな一句「一歩前に出て夏雲へ征つたきり」02
季語(夏雲) 「いっぽまへにでてなつぐもへいつたきり」 (「第5回21世紀ケロリン俳句大賞・2004」受賞句)
【Profile】:東京都練馬区在住。第23回朝日俳壇賞(→金子兜太選)、第5回21世紀ケロリン俳句大賞(2004)優秀賞(→高橋睦郎選)他多数受賞。「炎環」所属。