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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0240・嗅覚047・広江八重桜01・2015-08-17(月)

2015-08-17 04:56:00 | 五感俳句

五感俳句0240・嗅覚047・広江八重桜01・2015-08-17(月)

○「天の川穂立ちの匂ひ空に満つ」(広江八重桜01)

季語(天の川・秋)(「農村風景から多くの名句」より引用http://www.web-sanin.co.jp/orig/news5/2-0618a.htm

【鑑賞】:「穂立ち」稲の穂が出ること。私たちの頭の中には稲の匂いに反応するDNAがインプットされているに違いありません。晩秋の稲わらを焼く匂いなども同様です。

 

広江八重桜(ひろえやえざくら)(1879~1945)

○好きな一句「糸瓜忌や叱られし声の耳にあり」02

季語(糸瓜忌・秋) 「へちまきやしかられしこゑのみみにあり」(「子規門短冊3」より引用http://www.geocities.jp/toushun7/shikimon3tan.htm

【Profile】:島根県安来市出身。出雲能義郡赤江村の豪農。中学時代、大谷繞石に師事。→正岡子規選の日本俳句を経て→河東碧梧桐の日本俳句に投句した。(1942年12月25日から碧梧桐は八重桜の宅で越年。43年の玉島俳三昧に参加した。)


広江八重桜掲載句
03夏近し澗水に散る竹の花(夏近し・晩春)〈特集俳句577・竹木目俳句1-6(竹)〉2022/4/8

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