俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0240・方位(空間)010・上原三川01・2015-08-16(日)

2015-08-16 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0240・方位(空間)010・上原三川01・2015-08-16(日)

【→次元俳句-索引 俳人一覧()】

 

○「の海へ吹き荒れて行く野分哉」(上原三川01)

季語(野分・秋) 「きたのうみへふきあれていくのわきかな」(「俳句αあるふぁ2013-2014年12-1月号」より引用)

【鑑賞】:東寄りに進路をくるりと変えた台風は九州や四国、紀伊半島に上陸し、列島を縦断し東北で太平洋に抜ける頃は熱帯低気圧となっています。太古から繰り返されてきた台風の進路です。

 

上原三川(うえはらさんせん)(1866~1907)

○好きな一句「四辻や毛布に車夫の夜明けたる」02

季語(毛布・冬) 「よつつじやもうふにしゃふのよあけたる」(引用同上)

【Profile】:信濃安曇郡花見村出身。長野師範をでて教職につく。結核で療養中の1896年から→正岡子規に師事。98年直野碧玲瓏(へきれいろう)と編集し、子規が校閲した日本派最初の類題句集「新俳句」を刊行した。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plus」より引用https://kotobank.jp/word/%E4%B8%8A%E5%8E%9F%E4%B8%89%E5%B7%9D-1057410

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