俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0240・肱03・朔多恭01・2015-08-18(火)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「蕎麦の花北指す汽車に肱汚し」(朔多恭01)
季語(蕎麦の花・秋) 「そばのはなきたさすきしゃにひじよごし」(「生粉打ち愛好会」より引用http://www.geocities.jp/kikouchisoba/jouhou_soba-to-haiku.html)
【鑑賞】:車窓には白い蕎麦の花が満開です。蒸気機関車の煙で肱を黒く汚しながら北を目指します。(別漢字「肘ひじ」の例句は→こちら)
○朔多恭(さくたきょう)(1918~2007)
○好きな一句「黒南風や魚鱗はりつく靴の先」02
季語(黒南風・夏) 「くろはえやぎょりんはりつくくつのさき」
【Profile】:広島県出身。神奈川県横須賀市に居住。「蘭」「みちのく」同人。