俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0241・右足01・樋口由紀子01・2015-08-25(火)

2015-08-25 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0241・右足01・樋口由紀子01・2015-08-25(火)

【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「右足で家の深さを確かめる」(『容顔(ようげん)』1999)(樋口由紀子01)

季語(無季・川柳) 「みぎあしでいえのふかさをたしかめる」

【鑑賞】:今日は「川柳発祥の日」。そこでとっておきの一句。いつも「家」とは安らぎの場所とは限りません。時には緊張の場所であったり懐疑の場所であったり。これは、おそるおそる家の敷居を跨いでいるときの様子です。しかも右足から。

 

樋口由紀子(ひぐちゆきこ)

○好きな一句「半身は肉買うために立っている」(『同上)』)02

季語(無季・川柳) 「はんしんはにくかうためにたっている」

【Profile】:1953年大阪府出身。「川柳展望」(→時実新子主宰)同人、「連衆」(谷口慎也)、「零の会通信」、「関西戦後俳句聞き語りの会」(堀本吟)、「PO」、「川柳大学」(時実新子)等を経て1998年「MANO」創刊。現在「MANO」編集発行人、「」同人、「バックストローク」会員。1996年川柳Z賞大賞、1999年『容顔』で川柳句集文学賞。

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