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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0239・髪012・馬場存義01・2015-08-11(火)

2015-08-11 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0239・髪012・馬場存義01・2015-08-11(火)

【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「稲妻の門で梳く女かな」(「古来庵発句集」1765)(馬場存義01)

季語(稲妻・秋) 「いなづまのかどでかみすくおんなかな」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)

【鑑賞】:女性が家の門で髪を梳いています。稲妻の閃光がときどきてらてらと女性の姿態を照らし出します。誰かの訪問を待っているのでしょうか。

 

○馬場存義(ばばぞんぎ)(1702~1782)

○好きな一句「雪の日や現にうごく猫の耳」(「同上」)02

季語(雪・冬) 「ゆきのひやうつつにうごくねこのみみ」(引用同上)

【Profile】:馬場民右衛門。江戸の人。二世青峨門。江戸宗匠として活躍。→与謝蕪村と交友を持ち、画もよくした。

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