俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0187・触覚012・木田千女01・2014-08-15(金)
○「敗戦忌砂のざらつく風呂の底」『千女随筆集』(2012)(木田千女01)
○季語(敗戦忌・初秋)
【鑑賞】:「触覚」の第12弾は、風呂の底の足裏の触覚であります。砂のじゃりじゃり感が足裏にあります。「砂を嚙む」ような、ではないですが「砂を踏む」ような敗戦忌の感覚です。→五感俳句-索引
●木田千女(きだせんじょ)(1924~2019)
○好きな一句:「流灯やひろしまの石みな仏」02
○季語(流灯・初秋)
【Profile】:大阪府枚方市出身。1953年「京鹿子」入会。1978年「狩」入会、→鷹羽狩行に師事。「天塚」創刊主宰。狩同人賞、京鹿子大賞受賞。「千女随筆集」により第9回日本詩歌句協会随筆部門大賞受賞。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)