俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0187・オノマトペ021・野竹雨城01・2014-08-14(木)
○「東京の孤独しんしん溝萩咲く」(野竹雨城01)
季語(溝萩・秋)
溝萩。みそはぎとも。花言葉は「悲哀」。ともかく人間の多い大東京。その人間のほぼ全員が自分には無関係の他人だ。「しんしん」と孤独が降り積もる。→方法俳句-索引
○野竹雨城(のたけうじょう)(1907~1992)
代表句「いわし雲立志の旅に似し日なり」02
季語(いわし雲・秋)
東京本郷生まれ。1929年「ぬかご」に入門。1946年、前橋電話局へ転勤、俳句雑誌「ぬかご」を復刻。1953年「故郷」を創刊主宰。前橋放送局の選者。NHK放送俳句選者、茨城県俳句協会長を歴任。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)