俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0150・形象文字02・野々口立圃・2013-11-28(木)
○「己が字のつくりを喰ふ狐かな」(野々口立圃01)(「齋藤百鬼の俳句閑日」より引用http://blog.goo.ne.jp/kojirou0814/e/ccfc52471cd2642f758db58da3f31a36)
季語(狐・冬)
「形象文字」は「→阿蘭陀の文字か横たふ天つ雁」(宗因)に続いて2回目であります。漢字の「狐」。けものへんにつくりが「瓜」ですが、その獣(狐)が瓜を食べるという句意です。まさしくこれぞ「形象文字」の句です(^_-)。
○野々口立圃(ののぐちりゅうほ)(1595~1669)
代表句「天も花に酔へるか雲の乱れ足」02
季語(花・春)
丹波保津生まれ。江戸前期の俳人。武士をすて京都に出て雛工となる。幼少から和歌、俳諧に親しむ。画を狩野探幽に学ぶ。俳諧は→松永貞徳に学ぶ。多くの俳画が残る。
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