俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0148・多行形式02・大岡頌司・2013-11-14(木)
○「寺に来て/什器となるや/秋の風」(大岡頌司01)(/は改行)
季語(秋の風)
「多行形式」の第2弾です。作者は前回の高柳重信に師事したひと。「什器」とは「日常使用する器具・家具類」ということですが、多行形式もふくめて不思議な句ですね。
○大岡頌司(おおおかこうじ)(1937~2003)
代表句「ふりかえる/長き尾が欲し/枯野駅」02
季語(枯野・冬)
広島県生まれ。1954年→寺山修司の「牧羊神」に参加。→高柳重信に師事。のち「俳句評論」に同人参加。「ユニコーン」同人。1984年「騎」創刊同人。(「俳句舎の俳人名鑑」より引用)
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