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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句0105・臍01・斎部路通・2012-11-27

2012-11-27 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句0105・01・斎部路通・2012-11-27


○「火桶抱いてをとがひをかくしけり」(斎部路通01)

○季語(火桶・冬)

【鑑賞】:「五体」の臍は初登場です。この句には「五体」のもうひとつ、「下あご」という意味の「おとがい」という言葉も使われています。顎にあてて火桶を抱いたことで、自分の臍を見ることができない姿勢になりました。

 

斎部路通(いんべろつう)(1649~1738)

○代表句「肌のよき石にねむらん花の山」02

○季語(花・春)

【Profile】:出生地は不明。15歳のころより乞食僧として行脚を重ね、近江で「野ざらし紀行」旅行中の→松尾芭蕉に入門。1688(元禄元)年深川芭蕉庵近くに住み俳諧に励むが、放浪癖おさまらず芭蕉の勘気にふれ勘当門人となる。

斎部路通掲載句

03美しき稲の穂並の朝日かな(稲穂・秋)〈特集・美し俳句〉2016/9/16


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