●五体俳句0127・腹01・三宅嘯山・2013-04-30
○「遅き日や土に腹つく犬の伸び」(三宅嘯山01)
季語(遅き日・春)
今回の五体の「腹」は人間ではなく犬の腹。春ののどけさのなかで、犬が大きく背伸びをしています。反り返った腹が地面につくほどの大きな背伸びです。
○三宅嘯山(みやけしょうざん)(1718~1801)
代表句「ふらここや花を洩れ来るわらひ声」02
季語(ふらここ・春)
江戸中期の俳人、儒学者。京都出身。漢詩文に長じ、→与謝蕪村、→炭太祇と親しく、京都俳壇革新の先駆となる。
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