俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0127・彼方(空間)01・暉峻康隆・2013-04-28

2013-04-28 07:23:53 | 次元俳句

●次元俳句0127・彼方(空間)01・暉峻康隆・2013-04-28


○「鶴帰るかなたに戦友の墳墓あり」『桐雨句集(2003)』(暉峻康隆01)

季語(鶴帰る・春)

日本で冬を越した渡り鳥が、春になって北方へ帰るのが「鳥帰る(春)」です。今回は「鶴」。鹿児島県北薩摩地方の出水市などが鶴の飛来地として有名なようです。戦友の墓は鶴の帰る遥かシベリアあたりなのでしょうか。

 

暉峻康隆(てるおかやすたか)(1908~2001)

代表句「さようなら雪月花よ晩酌よ」(辞世句)02

季語(晩酌・冬)

鹿児島県生まれ。早大国文科卒業、のち早大教授。近世文学を研究。「女子学生亡国論」でマスコミをにぎわせた。俳号は桐雨。→井原西鶴研究の権威の一人。1996年度、第8回現代俳句大賞受賞。

コメント