俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0126・白024・藤沢紗智子・2013-04-24
○「白猫を汚して帰す春の月」(藤沢紗智子01)
季語(春の月)
よその家の白猫を預かったのでしょうか。「返す」ではなく「帰す」ということは、単に迷い猫を放したのでしょうか。夕方のことですから、日がな一日つかのまの家族だったのでしょう。
○藤沢紗智子(ふじさわさちこ)
代表句「東京に逢ふ人のあり春の雷」02
季語(春の雷)
1938年、静岡県浜松市生れ。小学校修了と同時に藤沢市へ転居。1976年「鹿火屋」入会。1998年「季」創刊主宰。