俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0120・白022・大谷碧雲居・2013-03-13

2013-03-13 00:00:05 | 色彩俳句

●色彩俳句0120・022・大谷碧雲居・2013-03-13


○「魚は水ともならず雪降り降る」(大谷碧雲居01)

○季語(白魚・春)

【鑑賞】:半透明な白魚が器の中で泳ぎます。どんなに透き通っていても、水にとけることはありません。春の雪が降り続いています。

 

大谷碧雲居(おおたにへきうんきょ)(1885~1952)

○代表句「大いなるもの空翔ける春吹雪」『大谷碧雲居句集(1962)』02

○季語(春吹雪)

【Profile】:岡山県苫田郡西苫田村出身。東京美術学校卒。1910年在学中→渡辺水巴門に入る。中外商業新聞取締役を1945年に辞任、次の年「曲水」主宰を継承。日本経済新聞の俳壇選者。


大谷碧雲居掲載句
03初富士の夕栄もなく暮れにけり(初富士・新年)〈特集・初物俳句〉2019/1/5

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