俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0121・心象色06・篠崎圭介・2013-03-20
○「蝶の息かみそりいろの夜明けにて」(篠崎圭介01)
季語(蝶・春)
心の中の色彩を「心象色」としました。今までの心象色は「→たましひいろ」「→はげしきいろ」「→さみしき色」「→夕暮の河の色」「→いくさをはりし日の色」を挙げました。今回の「かみそりいろ」とはどのような色でしょうか。
○篠崎圭介(しのざきけいすけ)(1934~2004)
代表句「桜暮れたり暮れ残るもののなし」02
季語(桜・春)
愛媛県松山市生まれ。立教大学文学部卒。1952年に「若葉」入会。→富安風生に師事。20歳で若葉賞受賞。東京在住の一時期は句作から離れ近代文学の研究者を目指す。森薫花壇没後、1976年に「糸瓜」を継承主宰。