俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0119・楽器08=ピアノ02・西川徹郎・2013-03-08
○「少しずつピアノが腐爛春の家」(西川徹郎01)
季語(春)
凍結した冬が氷解し、風もどこかしら腐臭を帯びてくるのが春。家のグランドピアノでさえ、少しずつ春を受け入れてきているのです。
○西川徹郎(にしかわてつろう)
代表句「庭先を五年走っているマネキン」02
季語(無季)
1947年、北海道芦別市新城町生まれ。浄土真宗本願寺派住職。15歳で→細谷源二の「氷原帯」に入会、高校生俳人としてデビュー。1965年、氷原帯新人賞。「銀河系つうしん」編集発行人。
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西川徹郎掲載句
2014/01/10 03佛壇のなかを通って月山へ(無季)〈特集・地名2〉