●五体俳句060・目02・長谷川朝風・2011-11-01
○「秋風や人目にさらす絵一枚」(長谷川朝風01)
季語(秋風)
作者は画家でもある俳人です。我が子のような自分の絵を人目にさらすことの寂しさを詠んでいます。
○長谷川朝風(はせがわちょうふう)(1901~1977)
代表句「稲妻に契りひさしきもの眠る」02
季語(稲妻・秋)
岐阜県洲俣生まれ。17歳のとき楽焼師について、布袋・大黒・観音などの人物画を習う。22歳のとき京都絵専門学校に入学し1956年、院展次賞、大観賞を受賞。俳句は1936年、→飯田蛇笏に師事。「雲母」同人。俳誌「玉虫」を→松村蒼石と8年間主宰。
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