俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句061・触覚04・岡本眸・2011-11-07
○「行く秋の水尾踏むごとき夜の畳」(→岡本眸04)
季語(行く秋・秋)
秋もいよいよおおづめとなってきました。夜の畳は跣足では冷たい季節です。まるで冬へと急ぐ秋の水尾(航跡)を踏んでいるような冷たさです。作者の代表句→「泉湧く暗さいつまで見てゐても」は俳句の詩心を魅了して止みません。