俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句055・乳01・松村蒼石・2011-08-23

2011-08-23 00:00:00 | 五体俳句

○五体俳句055・01・松村蒼石・2011-08-23

○「秋耕のもろ垂るる嫗かな」(松村蒼石01)

○季語(秋耕・秋)

【鑑賞】:年老いた婦人が秋の畑を耕しています。老いた両の乳房を垂れるにまかせながら黙々と耕しています。

 

松村蒼石(まつむらそうせき)(1887~1982)

○好きな一句「白桃やかくも古りゆく雨の墓」02

○季語(白桃・秋)

【Profile】:滋賀県清水鼻出身。生後40日で父を失い、母の手一つで育てられる。13歳で京都の織物問屋に勤め、のち東京視点勤務。関東大震災での罹災、長女の病死、妻の死などの不運に見舞われ、青年時代に学んだ俳句に復帰。→飯田蛇笏に師事し「→雲母12」一筋の俳人。1973年 『雪』他で第7回蛇笏賞受賞。


松村蒼石掲載句
03古びゆく家薄氷を四方にせり(薄氷・初春)〈特集570・いろは俳句5-8「四」〉2022/2/19

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