俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句061・光の物質化03・河合凱夫・2011-11-10
○「秋灯を匙で運んでいる孤独」(河合凱夫01)
季語(秋灯)
もちろん秋灯の下、匙で運んでいるのは食べ物ですが、その秋灯で照らされた食べ物を隠蔽して、秋灯を運んでいると表現しました。一人での食事の風景です。
○河合凱夫(かわいがいふ)(1921~1999)
代表句「すき透る烏賊の軟骨秋夜の喪」02
季語(秋夜)
埼玉県出身。1933年作句開始。岡安迷子に学ぶ。「寿」同人。「桜草」のち「南柯」同人。戦後「東虹」「麥」などの同人を経て1967年「軸」創刊、1977年主宰。