
新作歌舞伎「陰陽師」を観てきました。ま、言いたいことはいろいろあるけど、役者は頑張ってましたよ。詳しい舞台の感想は後日に回すとして、簡単なことのみ。
わたしは歌舞伎の新作には常々批判的で、ドタバタ喜劇風でしかなかった勘三郎&野田秀樹とか、悪くはなかったけど三回は観る気が起きない蜷川歌舞伎「十二夜」とか、結局「自分探し」みたいな安易なテーマに流れたコクーン歌舞伎の宮藤官九郎脚本「天日坊」など、ピタッとはまった作品というのに残念ながらお目にかかったことがない。
そういえば、海老蔵が漫画原作者と組んで作った「石川五右衛門」なんていうのもあったけど、役者自身も新しい方法論を模索しているということでもあるんでしょうね。
で、今回の「陰陽師」。夢枕獏原作で岡野玲子のマンガのイメージが強かったんだけど、売店で売っていたのは別の漫画家の作画によるもので、意外な感じがしました。ただ、コチラも評判悪くないみたいなんで、そのうち読んでみようかな。
さて、舞台のざっくりした印象でいうと、役者は頑張っている。博雅の勘九郎は映画の伊藤英明よりいいくらいだし、敵役の愛之助なんか『半沢直樹』のお姉言葉より断然よい!でも、演出が平面的だなあ~と。場面転換が多かったせいで、ひとつひとつの場面の空間の活かし方が足りないというかね~。
ま、詳しくは後日書きます。松緑、海老蔵、菊之助、染五郎も悪くないですよ。観るなら「役者本位で」ってところですかね。
わたしは歌舞伎の新作には常々批判的で、ドタバタ喜劇風でしかなかった勘三郎&野田秀樹とか、悪くはなかったけど三回は観る気が起きない蜷川歌舞伎「十二夜」とか、結局「自分探し」みたいな安易なテーマに流れたコクーン歌舞伎の宮藤官九郎脚本「天日坊」など、ピタッとはまった作品というのに残念ながらお目にかかったことがない。
そういえば、海老蔵が漫画原作者と組んで作った「石川五右衛門」なんていうのもあったけど、役者自身も新しい方法論を模索しているということでもあるんでしょうね。
で、今回の「陰陽師」。夢枕獏原作で岡野玲子のマンガのイメージが強かったんだけど、売店で売っていたのは別の漫画家の作画によるもので、意外な感じがしました。ただ、コチラも評判悪くないみたいなんで、そのうち読んでみようかな。
さて、舞台のざっくりした印象でいうと、役者は頑張っている。博雅の勘九郎は映画の伊藤英明よりいいくらいだし、敵役の愛之助なんか『半沢直樹』のお姉言葉より断然よい!でも、演出が平面的だなあ~と。場面転換が多かったせいで、ひとつひとつの場面の空間の活かし方が足りないというかね~。
ま、詳しくは後日書きます。松緑、海老蔵、菊之助、染五郎も悪くないですよ。観るなら「役者本位で」ってところですかね。
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