切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

ビートルズ来日60年で思い出す、「ビートルズ論争」。

2016-06-29 23:59:59 | カメレオンのための音楽
ウィキペディアが詳しいんで興味のある方は読むとよいんじゃないでしょうか。ビートルズ来日時を小説化した小林信彦の『ミート・ザ・ビートルズ』の考証部分をめぐって、松村雄策と小林信彦が激しい批判戦を繰り広げた一件。わたしは、松村さんが正しいと思いますけどね。

もはや伝説と化しているだけに、実態はどうだったんだって、案外わからなくなってきていることの一つなんじゃないですかね。

渋谷陽一氏や松村氏の書いたものを読むと、「ビートルズ来日」とか当時のビートルズ人気って、意外と微妙なものなんですよね。でも、リアルタイムで体験した彼らの発言より、ビートルズの存在がその後大きくなっていってしまって、伝説が水増しされていく・・・。

だから、この件に限らず、多くの人が自分の言葉で感想を残していくことって、後世の資料として重要なんじゃないかって、あらためて思いますよ。このブログもそういうことの役に、少しでも立ったらいいなと思います。特に歌舞伎舞台のリアルタイムの感想部分なんか。

・「ビートルズ論争」(ウィキペディア)

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