
知る人ぞ知るSF作家のカリスマ(?)、J・G・バラードが亡くなったそうですね。ご冥福をお祈りいたします。といっても、それほどのSFファンじゃないんですけどね、わたし・・・。
J・G・バラード氏(英SF作家)が死去(読売新聞) - goo ニュース
わたしがSFを意識して読むきっかけになったのは、バイト先で知り合ったSFとジャズを愛するYさんの影響。(Yさん、ブログ読んでくれてますか?)
で、YさんがわたしにSF入門書として貸してくれたのが、バラードの『夢幻会社』(サンリオSF文庫!!)とスタニフワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』の二冊でした。
当時もYさんに感想として話したのですが、SFというと<サイエンス・フィクション>だけに「理科の教科書」的な客観描写の文章というイメージを根底から覆してくれたのがバラードの作品でしたね。というのも、この小説って、語り手自身が完全にラリっちゃってる感じ!
『ソラリス』の方が割りと典型的なSFの語り口に思えただけに、わたしにはちょっとした衝撃ではありました。
つまり、安定した科学観、社会観の上にたったSFではなく、徹底した主観世界から眺める世界ってイメージですかね~。
そういえば、浅田彰もバラード氏と対談してましたっけ。
というわけで、わたしのSF読書歴を語る上ではずせない作家、J・G・バラード!
でも、本当のことをいうと、特別好きでもなかったりするんですけどね~。
個人的には、フレドリック・ブラウンの『発狂する宇宙』みたいなチープな感覚の方がわたしは好きですね。ヴォネガットもヒッピー世代オヤジみたいで苦手だしなぁ~。
やっぱり、わたしはSF向いてないのかな?
J・G・バラード氏(英SF作家)が死去(読売新聞) - goo ニュース
わたしがSFを意識して読むきっかけになったのは、バイト先で知り合ったSFとジャズを愛するYさんの影響。(Yさん、ブログ読んでくれてますか?)
で、YさんがわたしにSF入門書として貸してくれたのが、バラードの『夢幻会社』(サンリオSF文庫!!)とスタニフワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』の二冊でした。
当時もYさんに感想として話したのですが、SFというと<サイエンス・フィクション>だけに「理科の教科書」的な客観描写の文章というイメージを根底から覆してくれたのがバラードの作品でしたね。というのも、この小説って、語り手自身が完全にラリっちゃってる感じ!
『ソラリス』の方が割りと典型的なSFの語り口に思えただけに、わたしにはちょっとした衝撃ではありました。
つまり、安定した科学観、社会観の上にたったSFではなく、徹底した主観世界から眺める世界ってイメージですかね~。
そういえば、浅田彰もバラード氏と対談してましたっけ。
というわけで、わたしのSF読書歴を語る上ではずせない作家、J・G・バラード!
でも、本当のことをいうと、特別好きでもなかったりするんですけどね~。
個人的には、フレドリック・ブラウンの『発狂する宇宙』みたいなチープな感覚の方がわたしは好きですね。ヴォネガットもヒッピー世代オヤジみたいで苦手だしなぁ~。
やっぱり、わたしはSF向いてないのかな?
![]() | 夢幻会社 (創元SF文庫)J.G. バラード東京創元社このアイテムの詳細を見る |
![]() | 20世紀文化の臨界浅田 彰青土社このアイテムの詳細を見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます