
「浅草に芝居小屋を!」という運動があって、勘三郎も参加しているそうだ。確かに、東京にも金丸座みたいな芝居小屋があったっていいし、そもそも、浅草寺には九代目團十郎の銅像や花川戸公園だってある。でも、そうすると、歌舞伎座のお株を奪うことになったりしないかな?
歌舞伎 浅草に江戸芝居小屋を 勘三郎さんと住民らが運動 - goo ニュース
どの程度現実味のある話なのかはわからないけれど、もし、そんな芝居小屋ができれば、椎名林檎がライブをやったりするんでしょうね。(以前、勘三郎との対談で、そんなことを言っていた。)
そんなわけで、日頃、勘三郎にネガティブなことばかり言っているわたしだけど、この件ばかりは応援しようかな。
PS:画像は九代目團十郎の銅像!!
歌舞伎 浅草に江戸芝居小屋を 勘三郎さんと住民らが運動 - goo ニュース
どの程度現実味のある話なのかはわからないけれど、もし、そんな芝居小屋ができれば、椎名林檎がライブをやったりするんでしょうね。(以前、勘三郎との対談で、そんなことを言っていた。)
そんなわけで、日頃、勘三郎にネガティブなことばかり言っているわたしだけど、この件ばかりは応援しようかな。
PS:画像は九代目團十郎の銅像!!
本当に最近は芸も荒れて纏まりがつかなくなったてきたけれど、考えも纏まりがつかなくなったという事かな。
どうせ、見に行かないから、勝手にしろです。
さて、歌舞伎座の改築の事ですが再来年以降のようです。大きなビルの中に、今までと、ほとんど同じ規模の歌舞伎座を作り、3階も、幕見席も作ります。観客数は椅子を大きくしたりでするので今よりも少なくなります。
最大の問題点はやはり資金だと思いますが現在の歌舞伎座は音響が良いのでそれと同じものをどうしたら作れるかという事のようです。
歌舞伎座の音響は使っている木材がいいからだという話を聞いたことがありますが、きっとお金がかかるんでしょうね。
それと、浅草の芝居小屋の話。東京にも金丸座みたいなところがあったら面白いとは思うんですが、古風な劇場に似つかわしくない芝居をやっているのが、今の勘三郎だってところが皮肉ではありますね。中村屋贔屓には怒られそうだけど。
歌舞伎座の音響が良いのは歌舞伎座の基本構造である柳こうり構造の壁のコンクリートにあるようです。
この方式は当時の最新式の構造で、設計者も失敗が許されず、壁を特別丁寧に作ったものと思います。
壁のコンクリートはとても厚く、30cm以上あります。
簡単に穴をあけられないほどの強固なコンクリートです。
場所によっては中が空洞の二重構造になっているようです。一種の洞窟の底にいるような感じになります。
戦災でも残った歌舞伎座の壁は当時の職人技の粋を集めたもので、今、同じものを作ろうとしても出来ないと思います。
私は現在の歌舞伎座はそのままに残して、その上に櫓をかけて、30階のビルを建てたら良いと思います。
今の技術でも、これなら出来そうだと思いませんか。
歌舞伎座は内部もさることながら、外観も重要な観光名物。あんまり近代建築風にならないといいのですが…。