切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

わたしが最後に吉右衛門の舞台を観た日(2021.03.26)。

2021-12-01 21:03:27 | かぶき讃(トピックス)
スマホの画像を見ていたら、わたしが最後に吉右衛門の舞台を観た日がわかった。便利な時代だ!思い出のために、画像をUPします。

最期の舞台が3月28日の「楼門五三桐」だそうだから、わたしの観た3月26日は結構ギリギリだったということか・・・。

今日は感傷に浸ります。








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2 コメント

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Unknown (蝙蝠お高)
2021-12-01 21:18:33
本当に残念の一言。
仰る通り、素晴らしい台詞回し、そして独特の口跡でしたね。
貴方の傾倒には到底及びませんが、当方も「生きていく甲斐」がまた一つ…。
佐野の御大尽は言わすもがな、ちょっと亜流かも知れませんが、私は金比羅の清月清玄、海老蔵襲名の時の吃又が忘れられません。
助六の、くわんぺらもんべえだって…。
田舎住まいの悲しさ…もっと見ておけば…見たかったなぁ…。
年をとりました。
いつか、しみじみ話したいですね。
合掌です。
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コメントありがとうございます。 (切られお富)
2021-12-04 14:02:27
蝙蝠お高さま

コメントありがとうございます。

身内以外の訃報で、ここまで動揺した経験ってないですね。初代吉田玉男、竹本住大夫、志ん朝、談志、富十郎の訃報もショックだったし、プリンスやデビット・ボウイの時もショックはショックでしたけど、ちょっと質の違うショックですね。あえていうなら、吉田玉男さんの時が近いかな。

金毘羅の時の清玄はわたしも観ていますが、「姫に会いたい、姫に会いたい」というくだりが、熊谷陣屋の熊谷を十八番にしている役者とは思えないチャーミングさでした。

ま、何やっても上手かったですよね。吉右衛門で❓がついた舞台はすし屋の権太くらいでした。(今となっては、珍品としての価値はありますが・・・。)

吃又も良かったですよね。わたしは一條大蔵なんかも好きでした。吉右衛門、先代雀右衛門、富十郎、先代芝翫が揃った舞台は濃かったと思います。文楽の玉男、箕助、文雀に、住大夫、綱大夫、嶋大夫の切り場語りが揃った時代に、古典芸能に接することができて良かったと、今は思います。

また、お話ししましょう。では。
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