切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『PLUTO』 ①・② 浦沢直樹VS手塚治虫

2005-06-05 07:00:00 | 超読書日記
最近話題になっていた、『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」編のリメイク、浦沢直樹の『PLUTO』。話の種に読んでみたら、これが面白い!絶対おすすめですよ、これは。

手塚治虫の原作を読んでいないので、まったくの新作としてわたしは読んでいるのだけど、ミステリー仕立ての展開に引き込まれて、はやく先が知りたいっていう心境。もちろん、原作を読んでしまえば、あらかた結末はわかるはずだし、浦沢直樹独自の脚色部分を確認したい誘惑にも駆られてしまうのは確か。でも、やっぱり『PLUTO』として最後まで読んでから、「地上最大のロボット」を読みたいところなんだけど・・・。

とにかく、当分、わたしの中の葛藤は続きそう。

ネタバレは避けたいので、ひとつだけ気になっていることをいうと、アトムの人物造型が、エヴァンゲリオンの碇シンジを思わせるクールさでとても印象的。登場シーンからわたしはハッとさせられた。

もう、これ以上多くは語りますまい。まずはお読みください!それでは!!

PS:豪華版買おうか迷ったんですけど、とりあえず通常版買っちゃいました。失敗だったかな?

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