千穐楽の文楽観てました。来た甲斐がありました!特に「近頃河原の達引 堀川猿廻しの段」が!今年の「記憶に残る舞台」だったなあ~。
前日から軽い風邪で体調不良だったんですが、無理して来ました。
土曜日は新橋演舞場で昼の部を観て、その日の晩にバスに乗って、大阪なんばへ!
車中では豊竹山城少掾・鶴澤清六のCDを繰り返し聞き、浄瑠璃の文章を読み込んだ甲斐がありました!
切り場、住大夫・錦糸の黄金コンビは語り三味線十分だったし、後の津駒大夫と寛治・寛太郎の祖父・孫コンビの三味線もよかったよかった!
そして、蓑助のおしゅんの人形が「いいオンナ」に見えたこと・・・。
いつまで時間が続いてほしいと思った舞台でした。
今回の公演は他もよくて、「組討の段」の呂勢大夫・清治、勘十郎の熊谷、「陣屋」の清二郎の力強い三味線、文雀の藤の方の人形。「八百屋」の嶋大夫・清友、「火の見櫓」の清十郎のお七の人形。「日向嶋」の玉女の景清の人形、なんてあたりが気になりました!
ちなみに、山城少掾・清六の「堀川」のCDは、あの勝新太郎が自伝『俺 勝新太郎』のなかで、「繰り返し聞くべき芸の真髄」として絶賛しているものです!あしからず!
前日から軽い風邪で体調不良だったんですが、無理して来ました。
土曜日は新橋演舞場で昼の部を観て、その日の晩にバスに乗って、大阪なんばへ!
車中では豊竹山城少掾・鶴澤清六のCDを繰り返し聞き、浄瑠璃の文章を読み込んだ甲斐がありました!
切り場、住大夫・錦糸の黄金コンビは語り三味線十分だったし、後の津駒大夫と寛治・寛太郎の祖父・孫コンビの三味線もよかったよかった!
そして、蓑助のおしゅんの人形が「いいオンナ」に見えたこと・・・。
いつまで時間が続いてほしいと思った舞台でした。
今回の公演は他もよくて、「組討の段」の呂勢大夫・清治、勘十郎の熊谷、「陣屋」の清二郎の力強い三味線、文雀の藤の方の人形。「八百屋」の嶋大夫・清友、「火の見櫓」の清十郎のお七の人形。「日向嶋」の玉女の景清の人形、なんてあたりが気になりました!
ちなみに、山城少掾・清六の「堀川」のCDは、あの勝新太郎が自伝『俺 勝新太郎』のなかで、「繰り返し聞くべき芸の真髄」として絶賛しているものです!あしからず!
俺、勝新太郎 (廣済堂文庫) | |
勝 新太郎 | |
廣済堂出版 |
カツシンの座頭市を 子供の頃 みて
リアルで 怖かったのと 汚いような 記憶している。
以前出ていた『遊びばなし』というCDでは、歌舞伎の名優(六代目菊五郎や初代中村吉右衛門)の声マネを披露したりもしてますよ。
また、座頭市の元になった『不知火検校』(森一生監督)という映画の按摩の芝居は、歌舞伎の「盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめのかがとび)」という芝居の道玄というキャラから相当の影響を受けています。
以上、ご参考にどうぞ!