切られお富!

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文藝春秋(最新号)の勘三郎と太地喜和子の記事、読みました。

2013-01-14 20:44:37 | かぶき讃(トピックス)
気になっていたんで、日曜日に婦人公論と一緒に買って、今日読みました。中村屋と所縁の深い関容子さんだから書ける記事だし、関容子さんだから許せる記事なんでしょう。太地喜和子ファンも必読!

「中村勘三郎の『告白』 太地喜和子との本物の恋」という記事なんですが、年の差カップルの恋愛ばなしとしてもよいですね。映画『エーゲ海の旅情』の話ななんかよいし、キャサリン・ヘップバーンの『旅情』とかオペラ『ばらの騎士』なんかも出てきたりして、セピア色の写真でも見ているよう。

これも先代中村屋から親交のある関容子さんだから書ける、愛のある記事だと思いましたよ。

なお、太地喜和子って、わたしの考えでは多少自己演出のきつい人という印象があって、興味のある方は井田真木子さんの『フォーカスな人たち』をお読みになるとよいと思います。他には大下英治や個人的に親交のあった長田渚の本もあって、人によって観方はだいぶ変わります。あと、過去の交際相手である三國連太郎さんの本もありましたね。

なお太地喜和子でいうと、映画では『新宿馬鹿物語』(監督:渡辺祐介、脚本:神代辰巳!)と、吉右衛門と共演した『藪の中の黒猫』(監督:新藤兼人)、テレビでは「金田一シリーズ」の『黒猫亭事件』(これも監督:渡辺裕介!)がわたしには面白かったな~。

というわけで、面白く拝読した記事でした。

文藝春秋 2013年 02月号 [雑誌]
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フォーカスな人たち (新潮文庫)
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欲望という名の女優 太地喜和子 (角川文庫)
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怪優伝――三國連太郎・死ぬまで演じつづけること
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