goo blog サービス終了のお知らせ 

切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

團十郎の病気休演(その2)

2012-12-26 23:59:59 | かぶき讃(トピックス)
一月もお休みなんですね。大病した事のある人だけに心配です。早いご回復をお祈りしましょう。成田山に向かって!

掲示板やツイッターで、「息子の出来が悪くて気の毒」とか書いてるバカがいるんだけど、こういう連中って海老蔵の舞台はおろか、歌舞伎を観たことがない連中でしょ。

好き嫌いはともかく、歌舞伎役者海老蔵はストイックで仕事熱心でワーカホリックですらある。それゆえに羽目をはずすといろいろあるんでしょうが、いちばんプレッシャーのかかる家柄なんだし、ある程度は仕方がないでしょう。でも、それを補って余りあるほど、歌舞伎について考えてる。

そんなことを、先日放送されたWOWOWのドキュメンタリーであらためて思いましたね~。(古武術に興味があるとかで、茂木健一郎に紹介してもらった甲野善紀氏との対面が興味深かった。)

だからこそ、エーリッヒ・フォン・シュトロハイムばりの老優として輝きを増していくだろう父・團十郎と、これから働き盛りの海老蔵の、実のある共演が観たい!

十二代目團十郎論はチラチラ今までも書いてきたので繰り返さないけど、新しい歌舞伎座での舞台には欠かせませんから、お体お大事にといいたいですね~。

それと、代演の由良之助が幸四郎ということで、吉右衛門=平右衛門との兄弟共演も楽しみではある。二世松緑=由良之助、八世幸四郎=平右衛門の映像も昔観たなあ~。

というわけで、なんだかとりとめがなくなりました・・・。

PS:下記の本は成田屋の博学ぶりを知るのに興味深い本でした。

童の心で―歌舞伎と脳科学
クリエーター情報なし
工作舎
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリスマスに観る映画はやっ... | トップ | 裕次郎の夢 『黒部の太陽』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

かぶき讃(トピックス)」カテゴリの最新記事