切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

本日、新橋演舞場におりました!

2010-07-24 22:41:01 | 私の写メ日記(観劇版)
夜の部観てました。評判どおり、吉右衛門の「吃又(どもまた)」が傑作!こんなに激情的な熱演をする吉右衛門なんて、初めてかな?変な喩えだけど、談志の「芝浜」を連想しました!他の演目も良かったですよ!

最初は團十郎の「暫(しばらく)」。今日の團十郎は喉の調子が良かったな~。そして、段四郎の武衡の立派さ、権十郎の成田五郎の花道七三。どれも立派でお見事でした!

そして、吉右衛門の「吃又」。吉右衛門の熱演に芝雀、歌六、種太郎(!)も応えて、素晴らしい舞台でした!仁左衛門にも最近はセンチメンタルな熱演があるけど、芸達者・吉右衛門も次の段階に入ったのかな?今年のベストアクトの一つになりますね、きっと!

最後の三津五郎の「馬盗人」は久々に観ました。わたしは前回の南座での上演を観ています。

歌舞伎の馬はいいですね!芝居する馬なんて、世界の演劇でも類例がないんじゃないのかな?

芸達者な三津五郎、歌昇に若い巳之助(三津五郎の子息)が健闘!最後の馬の飛び六法が大盛り上がりでした。誰か歌舞伎の馬を主役で芝居を一本書いたらどうなんだろう?

というわけで、ひさびさに今月の舞台は感想書きたいな!
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3 コメント

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Unknown (履歴書の書き方の見本)
2010-07-25 23:57:43
いつも参考にしております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
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お久しぶりです (ちえぞう)
2010-07-26 10:23:31
オイラも同じ日で観とりました。
今回は奮発して、桟敷で。

本当に鳥肌が立つ、固唾をのんで、見入っちゃう舞台でしたね。

役者の目線に近い場所から見ていると、その人物像がくっきり浮き出して、圧倒されてしまいましたよ。
話が進むにつれて播磨屋の目力の変化が空気を威圧していく様が、圧巻。

また、吉之丞さんも、リアルな大芝居が、本当に素敵でしたね。

芝雀さんは特に台詞回しが飛躍的によくなりましたね。
林家正雀さんとの二人会の成果がここに来てすごくでてきたいると思われます。

感想楽しみです。

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コメントありがとうございます。 (切られお富)
2010-07-29 03:32:29
>(履歴書の書き方の見本) さま

いつも読んでいただき、ありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。

ところで、(履歴書の書き方の見本) のHPにリンクされているのはなぜですか?

>ちえぞうさま

ご無沙汰しております。

桟敷でご覧になっていたなんて、羨ましい!

あの日の播磨屋は素晴らしかったですね。

播磨屋って、テクニシャン型の役者だと思っていましたが、今回の舞台は憑依型の芝居に思えました。

歌六、吉之丞の将監夫婦もよかったし、おとくの芝雀もよいですね。

おとくは雀右衛門の舞台のイメージが強かったのですが、播磨屋と釣り合いが取れてきましたね。

そのうち感想書きますので、よろしくです。
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